三菱重工業は、(開発が成功していれば)日本初の国産ジェット旅客機になっただろう航空機の開発計画を断念すると言っている。

Mitsubishi Heavy Industries says it is giving up on plans to develop what would have been Japan’s first domestically-made passenger jet.

大東亜戦争中、アメリカを震撼させた我が国のゼロ型戦闘機、通称”ゼロ戦”。この開発に成功したのは現三菱重工でした。

その技術とプライドを背景に、日本初のジェット旅客機開発に挑んだ三菱でしたが、残念ながら空白の80年で古びてしまった「技術力」が壁になり断念に至ったようです。

300万点にも及ぶ部品を必要とする航空機。これを頂点にした一大産業の創出をもくろんだ政府の後押しもあり、国内の部品産業も大い盛り上がりましたが期待を裏切る結果となりました。

三菱はこのプロジェクトによって得た人材やノウハウを、今後、ジェット戦闘機の開発に向けるそうです。すでに英国とイタリアとの共同開発が国家レベルで進められています。

防衛費倍増が決まったタイミングでの旅客機開発からの撤退とジェット戦闘機への技術転用。邪推ですが、はじめからここに落とし所があったのかも知れません。

真実は闇の中ですが、わが国の様々な最先端技術や町工場の持つユニークな技術が駆使されるなど国内製造業の活性化にもつながる新しいジェット戦闘機プロジェクトの成功を心より祈るばかりです。防衛費の海外流出も避けられます。今度こそ”0”を作り上げた三菱の真のプライドが見たいですね。

★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

インプットではじめてアウトプットで終える

いい英語をインプットし、アウトプットで学習を終えるのが上達に直結する英語学習の王道です。当たり前のことですができていない人が多いように思います。特に「アウトプットで終える」ことをしない人が多いのではないでしょうか。

締めのシャドーイング

本気で英語を身に着けたいあなたなら「シャドーイング」はご存じですね。そう、英語の音声を聴いて少し遅れて真似をして発声する練習法です。脳に英語を定着させる効果があり、Youtubeなどでも多くの方が推奨しています。試されたことがあるのではありませんか?私どもPHILOSでも英語学習をアウトプットで終える方法として「締めのシャドーイング」を何より重要に考えています。

ところでこのシャドーイングの効果を最大にする「正しいやり方」を知っていますか?

オーバーラッピング後に

オーバーラッピングをご存じですか。簡単に説明すると「テキストを見ながら音声に合わせて発声する」練習方法です。シャドーイングよりも難易度が下がりますが、音と文字との違いを確認しながら行えることが利点です。「読む」学習を経てから行えば意味を考えながら行えるのでさらに効果が増します。英文解説、単語解説を経て行うPHILOSのオーバーラッピングはこのスタイルです。

このオーバーラッピングを繰り返してからシャドウイングを行うのが何より効果的です。音声だけを聴いて行うシャドーイングは意外に遠回りです。覚えておいてください。

ニュースという選択…

帰納法的に書いてきましたので次はいい英語の「インプット」です。インプットするものを間違う、例えば訛っていたり、スラングが多かったりするとそれがあなたのスタンダードになります。上達するためにこれは避けねばなりません。そこでPHILOSではプロが手掛けたニュースをインプット=リスニングします。本物ですから安心してインプットしてください。

その際、講師がセンテンスを細かく切って聴き取れるまで聴く「精聴」をリードしています。この精聴が英語耳を育みますが一人でやるには困難な学習法であり、これをサポートしているリスニングのパートこそが、聴く効く!ニュース英語の肝でもあります。聴いた後はニュースの台本を読んで理解を深めます。

以上を整理すると「聴く効く!ニュース英語」とは、ニュースの精聴からはじめて、スクリプトを読み、意味を理解したうえでオーバーラッピングし、その後、シャドーイングで定着させる一連の流れで構成された講座であり、この講座を毎回新しいニュースをテーマに実践できる英語上達の王道という事ができます。

後は次のレッスンまでオーバーラッピング、慣れてきたらシャドウイングを反復練習するだけ。毎週日曜日に新講座をリリースしておりバックナンバーも150本以上。聴く効く!をあなたの英語学習ツールに加えるだけで、あなたの英語が劇的に変わります!