バナナの小売価格はここ40年間、ほとんど変わっていないそうです。大量に輸入する分、そうとう買い叩いているのだとか。その叩かれる当事者の生産国フィリピンから悲鳴が…。

私も陸上やラグビーの試合前に必ずと言っていいほどバナナを食べます。コンビニで買うと1本110円くらいかな?もう少し高くても大丈夫です。生産者を助けましょう!

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フィリピンの日本大使から販売価格アップの要請を受けた日本の流通の代表者は「ちょっと無理」といったニュアンス。理由は「値上げすると消費者が混乱する」らしいです。

フェアトレードが叫ばれはじめて久しいですが、バナナという食物を作っている農家が飢える、さらに子供を学校に行かせられないというのは奴隷状況で働き暮らしているということでないかと思います。一方でバナナは1本50-100円程度の安さ。これではアンフェアと言われても反論できません。

この状況を消費者に知らしめる努力もせずに、価格を上げると消費者が混乱するとは流通の代表者さん、消費者をなめてはいませんか?

個人的には安いバナナの裏側に貧困があることを知って「そんなばなな!」と良心が痛んでいます。同じ気持ちの方も少なからずおられるのでは?

フィリピンは我が国にとってとても大切な民主主義の隣国です。何とか味方してあげられないかと思うばかりです。

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インプットではじめてアウトプットで終える

いい英語をインプットし、アウトプットで学習を終えるのが上達に直結する英語学習の王道です。当たり前のことですができていない人が多いように思います。特に「アウトプットで終える」ことをしない人が多いのではないでしょうか。

締めのシャドーイング

本気で英語を身に着けたいあなたなら「シャドーイング」はご存じですね。そう、英語の音声を聴いて少し遅れて真似をして発声する練習法です。脳に英語を定着させる効果があり、Youtubeなどでも多くの方が推奨しています。試されたことがあるのではありませんか?私どもPHILOSでも英語学習をアウトプットで終える方法として「締めのシャドーイング」を何より重要に考えています。

ところでこのシャドーイングの効果を最大にする「正しいやり方」を知っていますか?

オーバーラッピング後に

オーバーラッピングをご存じですか。簡単に説明すると「テキストを見ながら音声に合わせて発声する」練習方法です。シャドーイングよりも難易度が下がりますが、音と文字との違いを確認しながら行えることが利点です。「読む」学習を経てから行えば意味を考えながら行えるのでさらに効果が増します。英文解説、単語解説を経て行うPHILOSのオーバーラッピングはこのスタイルです。

このオーバーラッピングを繰り返してからシャドウイングを行うのが何より効果的です。音声だけを聴いて行うシャドーイングは意外に遠回りです。覚えておいてください。

ニュースという選択…

帰納法的に書いてきましたので次はいい英語の「インプット」です。インプットするものを間違う、例えば訛っていたり、スラングが多かったりするとそれがあなたのスタンダードになります。上達するためにこれは避けねばなりません。そこでPHILOSではプロが手掛けたニュースをインプット=リスニングします。本物ですから安心してインプットしてください。

その際、講師がセンテンスを細かく切って聴き取れるまで聴く「精聴」をリードしています。この精聴が英語耳を育みますが一人でやるには困難な学習法であり、これをサポートしているリスニングのパートこそが、聴く効く!ニュース英語の肝でもあります。聴いた後はニュースの台本を読んで理解を深めます。

以上を整理すると「聴く効く!ニュース英語」とは、ニュースの精聴からはじめて、スクリプトを読み、意味を理解したうえでオーバーラッピングし、その後、シャドーイングで定着させる一連の流れで構成された講座であり、この講座を毎回新しいニュースをテーマに実践できる英語上達の王道という事ができます。

後は次のレッスンまでオーバーラッピング、慣れてきたらシャドウイングを反復練習するだけ。毎週日曜日に新講座をリリースしておりバックナンバーも150本以上。聴く効く!をあなたの英語学習ツールに加えるだけで、あなたの英語が劇的に変わります!