ナショナリズムっと聞くと少しドキッとします。それはこの言葉の中に純粋な愛国心からは逸脱した「排他性」や「自己中心的」なニュアンスを感じてしまうからです。

今日のニュースはまさにそんな雰囲気を感じさせる内容です。あなたはどんな風にお感じになるでしょうか。

今日のレッスンは「フードナショナリズムが広がる?!」がテーマです。

【今週のニュース音声はこちらから】

【今週のニュースリーディング動画はこちらから】

人がほぼ確実に命を落とすまでにかかる時間は、空気なしで10分。水なしで7日。食料なしで1か月と言われています。

このうち空気と水は豊富な我が国ですが、食に関して言えば輸入に依存する割合が大きいのが現実です。輸入にほぼ100%依存している原油が止まってしまうと3か月で日本経済は崩壊すると言われていますが、「食」も決しては油断できません。もし他国が我が国への「食料輸出の制限」を外交カードとして使ってきた場合、我が国がとんでもなく弱い立場に立たされることは間違いありません。

工業製品のサプライチェーン問題だけでなく、食の分野にもグローバリゼーションの限界が垣間見えます。我が国日本も食料自給について真剣に取り組む時期に来ているように思います。

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インプットではじめてアウトプットで終える

いい英語をインプットし、アウトプットで学習を終えるのが上達に直結する英語学習の王道です。当たり前のことですができていない人が多いように思います。特に「アウトプットで終える」ことをしない人が多いのではないでしょうか。

締めのシャドーイング

本気で英語を身に着けたいあなたなら「シャドーイング」はご存じですね。そう、英語の音声を聴いて少し遅れて真似をして発声する練習法です。脳に英語を定着させる効果があり、Youtubeなどでも多くの方が推奨しています。試されたことがあるのではありませんか?私どもPHILOSでも英語学習をアウトプットで終える方法として「締めのシャドーイング」を何より重要に考えています。

ところでこのシャドーイングの効果を最大にする「正しいやり方」を知っていますか?

オーバーラッピング後に

オーバーラッピングをご存じですか。簡単に説明すると「テキストを見ながら音声に合わせて発声する」練習方法です。シャドーイングよりも難易度が下がりますが、音と文字との違いを確認しながら行えることが利点です。「読む」学習を経てから行えば意味を考えながら行えるのでさらに効果が増します。英文解説、単語解説を経て行うPHILOSのオーバーラッピングはこのスタイルです。

このオーバーラッピングを繰り返してからシャドウイングを行うのが何より効果的です。音声だけを聴いて行うシャドーイングは意外に遠回りです。覚えておいてください。

ニュースという選択…

帰納法的に書いてきましたので次はいい英語の「インプット」です。インプットするものを間違う、例えば訛っていたり、スラングが多かったりするとそれがあなたのスタンダードになります。上達するためにこれは避けねばなりません。そこでPHILOSではプロが手掛けたニュースをインプット=リスニングします。本物ですから安心してインプットしてください。

その際、講師がセンテンスを細かく切って聴き取れるまで聴く「精聴」をリードしています。この精聴が英語耳を育みますが一人でやるには困難な学習法であり、これをサポートしているリスニングのパートこそが、聴く効く!ニュース英語の肝でもあります。聴いた後はニュースの台本を読んで理解を深めます。

以上を整理すると「聴く効く!ニュース英語」とは、ニュースの精聴からはじめて、スクリプトを読み、意味を理解したうえでオーバーラッピングし、その後、シャドーイングで定着させる一連の流れで構成された講座であり、この講座を毎回新しいニュースをテーマに実践できる英語上達の王道という事ができます。

後は次のレッスンまでオーバーラッピング、慣れてきたらシャドウイングを反復練習するだけ。毎週日曜日に新講座をリリースしておりバックナンバーも150本以上。聴く効く!をあなたの英語学習ツールに加えるだけで、あなたの英語が劇的に変わります!