2013年11月21日 15:27

ボジョレーヌーボー解禁

TOEIC対策をこつこつと。
それでは第57回です。

問題:下線に入る適切な語をa),b),c),d)の中から選びましょう。

This year's Beaujolais Nouveau went on sale in Japan on Thursday with major retailers engaging in fierce price competition ______ rising costs of importing the French wine.

a)because of
b)in spite
c)due to
d)despite

Beaujolais Nouveau2013.jpg


答え:d)despite
解説:despiteは「~にもかかわらず」という意味の前置詞です。フランスワインの輸入価格が上昇したにもかかわらず、日本での価格競争が激化していることを伝えています。in spite ofも同じように使いますが、新聞などでは短い方のdespiteの方が好まれます。

初物好きな日本人にすっかり定着したイベント。11月の第3木曜日といえば、フランス産の新酒ワイン「ボジョレー・ヌーボー」の解禁日である。今年は景気回復ムードも相まって、皆で賑やかにワインを嗜む光景があちこちで見られそうだ。
ワインの味わいはよく分からないという人でも、つい踊らされてしまうのが例年、出来栄えを評価したキャッチコピー。<100年に1度の出来><ここ数年で最高><昨年同様に良い>などと言われると、その実力を分かった気になって飲んでしまうのはご愛嬌か。
さて、今年の仕上がりはどうか。昨年は葡萄の産地であるフランス・ボジョレー地区が夏場に雹(ひょう)が降るなど異常気象が続いて収穫量が激減。<史上最悪の不作>だった。
今年も低温と日照不足で収穫時期が昨年より2週間遅れたが、夏場の好天続きが幸いし、小粒でも凝縮された味になっているという。
収穫量の減少と円安による輸送コストの増加などが影響し、輸入量は昨年よりマイナスの予想が出ているものの、近年はわざわざ酒屋やデパートに行かなくても、大量生産のPB(自主企画)ボジョレーまで登場。コンビニやスーパーでも気軽に購入できるようになった。
ボジョレーの銘柄や特徴は各社さまざま。例えば、メルシャンのように有機栽培ブドウを使った『ボージョレ・ヌーヴォー オーガニック』をラインアップに加えて品質に特徴を持たせているメーカーもあれば、サントリーワインインターナショナルのように名醸造家がこだわりを持って造ったプレミアム品『ボジョレー・ヴィラージュ ヌーヴォー セレクション ブリュス2013』(参考価格750mlで3070円)など、ブランド力で勝負するメーカーもある。
一方、小売りチェーンでは、ドン・キホーテが国内最安値の670円からの価格で販売したり、昨年ボジョレーの販売量で日本一に輝いたイオンがペットボトル入りのPBボジョレーを950円で売り出す予定など、価格競争も激しさを増すものと見られている。

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