中学生の頃、私服で通える私学に通っていた私は友人たちとはちょっと違って制服に憧れがありました。

子どもの私服はその家の経済状況を如実に表わします。当時の我が家は父が第二次オイルショックが原因でリストラされ、数年の浪人を経て何とか新しい職を見つけた頃でした。当然、経済的に厳しく、学費を払うのが精いっぱい。衣服にまで手が回らないのが実情でした。

姉の同級生のお家が旅館を経営されていて、中学2年からそこで働かせてもらって自分で服が買えるようになるまで、服装が原因で大きな劣等感を感じながら学校生活を送っていました。ちょっとした”いじめ”も体験しました。もし制服だったらあんな思いをせずに済んだと思います。

さて、制服としてのユニクロ。昔の私のような子を救うよい方法だと思います。他方、制服に憧れて学校を選ぶ子には不人気かも知れません。従来の制服らしい制服との共存は良い判断だと思います。

制服にはファッション性はもとより、家計の差をカバーすることや、個々人の性別も考慮することが必要になりました。時代の流れを感じます。そんな中でのこの高校のチャレンジ。今後にも注目していきたいと思います。

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あなたは制服にどんな思い出がありますか?せっかくの機会ですのでちょっとばかり思い出をたどってみてください。甘いか酸っぱいか、それとも苦いかはそれぞれですが、あなたの青春の記憶がよみがえってきます。

バイトのおかげで高校生になった頃にはすっかり私服派になった私。そのくせ通学の途中に出会う女子の制服を見ては「あの学校のはかわいい」「あそこのはダサい」などと勝手に評価していたのを思い出します。

付き合うのならあの学校の子がいいなあ…などと制服に恋をした頃。楽しい青春の思い出です(笑)

それではレッスンをお楽しみください。

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インプットではじめてアウトプットで終える

いい英語をインプットし、アウトプットで学習を終えるのが上達に直結する英語学習の王道です。当たり前のことですができていない人が多いように思います。特に「アウトプットで終える」ことをしない人が多いのではないでしょうか。

締めのシャドーイング

本気で英語を身に着けたいあなたなら「シャドーイング」はご存じですね。そう、英語の音声を聴いて少し遅れて真似をして発声する練習法です。脳に英語を定着させる効果があり、Youtubeなどでも多くの方が推奨しています。試されたことがあるのではありませんか?私どもPHILOSでも英語学習をアウトプットで終える方法として「締めのシャドーイング」を何より重要に考えています。

ところでこのシャドーイングの効果を最大にする「正しいやり方」を知っていますか?

オーバーラッピング後に

オーバーラッピングをご存じですか。簡単に説明すると「テキストを見ながら音声に合わせて発声する」練習方法です。シャドーイングよりも難易度が下がりますが、音と文字との違いを確認しながら行えることが利点です。「読む」学習を経てから行えば意味を考えながら行えるのでさらに効果が増します。英文解説、単語解説を経て行うPHILOSのオーバーラッピングはこのスタイルです。

このオーバーラッピングを繰り返してからシャドウイングを行うのが何より効果的です。音声だけを聴いて行うシャドーイングは意外に遠回りです。覚えておいてください。

ニュースという選択…

帰納法的に書いてきましたので次はいい英語の「インプット」です。インプットするものを間違う、例えば訛っていたり、スラングが多かったりするとそれがあなたのスタンダードになります。上達するためにこれは避けねばなりません。そこでPHILOSではプロが手掛けたニュースをインプット=リスニングします。本物ですから安心してインプットしてください。

その際、講師がセンテンスを細かく切って聴き取れるまで聴く「精聴」をリードしています。この精聴が英語耳を育みますが一人でやるには困難な学習法であり、これをサポートしているリスニングのパートこそが、聴く効く!ニュース英語の肝でもあります。聴いた後はニュースの台本を読んで理解を深めます。

以上を整理すると「聴く効く!ニュース英語」とは、ニュースの精聴からはじめて、スクリプトを読み、意味を理解したうえでオーバーラッピングし、その後、シャドーイングで定着させる一連の流れで構成された講座であり、この講座を毎回新しいニュースをテーマに実践できる英語上達の王道という事ができます。

後は次のレッスンまでオーバーラッピング、慣れてきたらシャドウイングを反復練習するだけ。毎週日曜日に新講座をリリースしておりバックナンバーも150本以上。聴く効く!をあなたの英語学習ツールに加えるだけで、あなたの英語が劇的に変わります!