水銀汚染を防止するための国際条約の締約国が、直管蛍光灯の製造と輸出入を2027年(末)までに禁止することで合意した。

The members of an international treaty against mercury pollution have agreed to ban the production, import and export of fluorescent tubes by 2027.

【ニュースリスニングはこちらから】

日本の「4大公害病」。私が学校で習ったのは小学生の高学年だったような記憶があります。現在の私が58歳ですから40数年前の昭和50年には大きな社会問題になっていたことが分かります。

これらの公害は「企業が利益を優先したのが原因」と非難されますが、もちろんこれを認めたうえで、当時の意識・技術が今と比べ物にならないくらい貧弱だったことも原因の一つでしょう。国を挙げてこれらを猛省した結果、半世紀後の現在、我が国は世界有数の公害対策意識と技術を持った国へと変わりました。ちょっと行き過ぎなくらいかも、ですが…。

時が過ぎ、被害一世の多くは病気で、また年齢もあって多くが亡くなられたと聞きます。しかしながら次世代に受け継がれてしまった病魔によっていまだ苦しんでられる方もおられます。彼らの困難な人生に少しでも幸多かれと祈るばかりです。

今現在も世界には「水俣病」のような公害の種が数多く見過ごされていることでしょう。そして苦しむのは常に庶民です。数多くの庶民の犠牲を経て意識と技術を高めてきた我が国と日本企業が、率先して世界の公害対策に邁進してくれることをしています。

★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

インプットではじめてアウトプットで終える

いい英語をインプットし、アウトプットで学習を終えるのが上達に直結する英語学習の王道です。当たり前のことですができていない人が多いように思います。特に「アウトプットで終える」ことをしない人が多いのではないでしょうか。

締めのシャドーイング

本気で英語を身に着けたいあなたなら「シャドーイング」はご存じですね。そう、英語の音声を聴いて少し遅れて真似をして発声する練習法です。脳に英語を定着させる効果があり、Youtubeなどでも多くの方が推奨しています。試されたことがあるのではありませんか?私どもPHILOSでも英語学習をアウトプットで終える方法として「締めのシャドーイング」を何より重要に考えています。

ところでこのシャドーイングの効果を最大にする「正しいやり方」を知っていますか?

オーバーラッピング後に

オーバーラッピングをご存じですか。簡単に説明すると「テキストを見ながら音声に合わせて発声する」練習方法です。シャドーイングよりも難易度が下がりますが、音と文字との違いを確認しながら行えることが利点です。「読む」学習を経てから行えば意味を考えながら行えるのでさらに効果が増します。英文解説、単語解説を経て行うPHILOSのオーバーラッピングはこのスタイルです。

このオーバーラッピングを繰り返してからシャドウイングを行うのが何より効果的です。音声だけを聴いて行うシャドーイングは意外に遠回りです。覚えておいてください。

ニュースという選択…

帰納法的に書いてきましたので次はいい英語の「インプット」です。インプットするものを間違う、例えば訛っていたり、スラングが多かったりするとそれがあなたのスタンダードになります。上達するためにこれは避けねばなりません。そこでPHILOSではプロが手掛けたニュースをインプット=リスニングします。本物ですから安心してインプットしてください。

その際、講師がセンテンスを細かく切って聴き取れるまで聴く「精聴」をリードしています。この精聴が英語耳を育みますが一人でやるには困難な学習法であり、これをサポートしているリスニングのパートこそが、聴く効く!ニュース英語の肝でもあります。聴いた後はニュースの台本を読んで理解を深めます。

以上を整理すると「聴く効く!ニュース英語」とは、ニュースの精聴からはじめて、スクリプトを読み、意味を理解したうえでオーバーラッピングし、その後、シャドーイングで定着させる一連の流れで構成された講座であり、この講座を毎回新しいニュースをテーマに実践できる英語上達の王道という事ができます。

後は次のレッスンまでオーバーラッピング、慣れてきたらシャドウイングを反復練習するだけ。毎週日曜日に新講座をリリースしておりバックナンバーも150本以上。聴く効く!をあなたの英語学習ツールに加えるだけで、あなたの英語が劇的に変わります!