中国は、開発途上国への行き過ぎた投資に対する批判が高まる中で、一帯一路構想(BRI)の 10 周年を祝った。

China has marked the 10th anniversary of the Belt and Road Initiative amid rising criticism over its excessive investment in developing countries.

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今回のニュースはテーマに加えて上級レベルということもあり久しぶりに超難解でしたね。何度も聞いて、さらに解説を聞いてようやく理解できた箇所が多くありました。皆さんはいかがでしたか?

テーマに目を向けると…。経済力を背景にCHINAが強力に推進してきた一帯一路構想に陰りが見えだしたようです。

これまでにも参加国に向けて多額の貸付金を行って大規模なインフラ整備を促しつつ、返済が滞った場合にはそれと引き換えにそのインフラを我が物にするという強引な手法が反発を招いていました。

経済力に陰りが見えたことで、CHINAの手法への潜在的な不満に加えて将来の見通しに対しても不安が高まっているようです。その影響か、イタリアは一帯一路構想からの離脱を決めました。

一方、グローバルサウスでは米ドル決済を排除する動きが高まるなどアメリカ覇権に反旗を翻す国が増えています。対アメリカ覇権の先鋒とみることもできるCHINA主導の一帯一路構想が今後どのように進んでいくのか、注目していきたいと思います。

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インプットではじめてアウトプットで終える

いい英語をインプットし、アウトプットで学習を終えるのが上達に直結する英語学習の王道です。当たり前のことですができていない人が多いように思います。特に「アウトプットで終える」ことをしない人が多いのではないでしょうか。

締めのシャドーイング

本気で英語を身に着けたいあなたなら「シャドーイング」はご存じですね。そう、英語の音声を聴いて少し遅れて真似をして発声する練習法です。脳に英語を定着させる効果があり、Youtubeなどでも多くの方が推奨しています。試されたことがあるのではありませんか?私どもPHILOSでも英語学習をアウトプットで終える方法として「締めのシャドーイング」を何より重要に考えています。

ところでこのシャドーイングの効果を最大にする「正しいやり方」を知っていますか?

オーバーラッピング後に

オーバーラッピングをご存じですか。簡単に説明すると「テキストを見ながら音声に合わせて発声する」練習方法です。シャドーイングよりも難易度が下がりますが、音と文字との違いを確認しながら行えることが利点です。「読む」学習を経てから行えば意味を考えながら行えるのでさらに効果が増します。英文解説、単語解説を経て行うPHILOSのオーバーラッピングはこのスタイルです。

このオーバーラッピングを繰り返してからシャドウイングを行うのが何より効果的です。音声だけを聴いて行うシャドーイングは意外に遠回りです。覚えておいてください。

ニュースという選択…

帰納法的に書いてきましたので次はいい英語の「インプット」です。インプットするものを間違う、例えば訛っていたり、スラングが多かったりするとそれがあなたのスタンダードになります。上達するためにこれは避けねばなりません。そこでPHILOSではプロが手掛けたニュースをインプット=リスニングします。本物ですから安心してインプットしてください。

その際、講師がセンテンスを細かく切って聴き取れるまで聴く「精聴」をリードしています。この精聴が英語耳を育みますが一人でやるには困難な学習法であり、これをサポートしているリスニングのパートこそが、聴く効く!ニュース英語の肝でもあります。聴いた後はニュースの台本を読んで理解を深めます。

以上を整理すると「聴く効く!ニュース英語」とは、ニュースの精聴からはじめて、スクリプトを読み、意味を理解したうえでオーバーラッピングし、その後、シャドーイングで定着させる一連の流れで構成された講座であり、この講座を毎回新しいニュースをテーマに実践できる英語上達の王道という事ができます。

後は次のレッスンまでオーバーラッピング、慣れてきたらシャドウイングを反復練習するだけ。毎週日曜日に新講座をリリースしておりバックナンバーも150本以上。聴く効く!をあなたの英語学習ツールに加えるだけで、あなたの英語が劇的に変わります!