警察庁は、近年、大麻を使う若者の数が着実に増えていると言っている。

The National Police Agency says the number of young people using marijuana has been steadily increasing in recent years.

トリップできる。

大麻に限らずドラッグ:麻薬の常習者はそう表現します。使用すると現実世界から離れて快楽の世界に旅ができるような感じなのでしょうか。怖いもの見たさのような感じでその「旅」とやらに関心を持つ気持ちは分からないでもありません。

単なる好奇心からであっても一度ドラッグをやって快楽を得てしまえば次からはハードルが下がります。ドラッグが身近なものになり、常習となり、継続的に使用を続ければ健康を害すこともあります。また酩酊して暴力をふるう、購入資金を得るために盗みを働くといった他者に危害を加える行為にもつながります。そうなると取り返しがつきません。やはり「君子危うきに近寄らず」が良策です。

たばこやお酒にも似たような性質がありますが、こちらは合法にして徹底管理しています。大麻がダメでたばこや酒が良い理由には議論がありますが、人から快楽を闇雲に奪うと殺伐とした社会になって違う問題も出てきますから、必要最低限のものとして許容しているのだろうと個人的には思っています。賭博にも似たようなところがありますね。大阪では現在、合法の賭博場が計画されています…

話を戻して、大麻問題はインターネットの普及とそれに伴う流通の発達で「手軽に入手できる」ようになったことが原因とのこと。徹底的に取り締まるか、合法化するかしか対策はないようです。海外の一部の地域ではドラッグが広がりすぎたために取り締まりをあきらめて合法化がはじまっていると聞きます。厳しい規制とのパックであればそれも良しでしょう。一方、我が国は手が付けられないほど広がっている、という訳ではないので取り締まり強化の方向でいいと思います。

かくいう私。臆病者なのでドラッグどころかたばこにも近づきません。お酒はというと…何度かやらかしながら(笑)も、それなりに楽しんでいます。はっきりしているのは「お酒にトリップを期待していない」ことです。コマーシャル通り「お酒はほどほどに」です。

なお私のトリップ欲は、長島スパーランドの高速ジェットコースターで充たされています。高揚感は陸上やラグビーの試合で味わっています。特にラグビーでは本人が望まないにも関わらず頭を打ってトリップすることもしばしば(笑)。笑い事ではありませんね、反省です。今のところ英語を勉強していてトリップした経験はなく、一方でスリープの経験は数知れず。なので私には短時間集中型の学習法が良いようです。

そんな私みたく、短期集中型のあなたにはリスニング.EPはちょうどよい具合に仕上がっています。週1回1時間の集中。ぜひ無料体験をお試しあれ。

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ニュース英語って何だろう?

「ニュース英語から何を想像しますか?」

この質問を投げかけると多くの人が「英字新聞」と答えます。PHILOSに体験で来られた40代女性のKさんもその一人でした。Kさんによると、ニュースといえば新聞だし、これに英語がつけば英字新聞と思うのが一般的な日本人の感覚ではないかとのことでした。確かにその通り。したがって「英字新聞を教材に読んだり訳したりする」のがニュース英語学習法という固定観念があったそうです。

ラジオニュースだった!

そのKさん、レッスンがはじまっていきなりリスニングがはじまったのですからもうびっくりです。手元には新聞どころかテキストも何もありません。講師の流すラジオ音声をただただ集中して聴く…。そう、PHILOSのニュースは英語のラジオニュースなのです!

リスニング力のなさに脱帽

PHILOSでは60秒ほどの短いニュースを使います。これをはじめて聴いたKさん、いくつかの単語が聴き取れたこともあって何のニュースなのかはわかったけれど、詳しい内容はほとんどわからなかったそうです。あまりのリスニング力のなさに脱帽といった感じでした。

その後は講師のリードのもと、段落ごとに、さらに文章を細かく切って「ここが主語で」「ここが動詞で」「ここは受け身になっていて」と何度も聞いていくうちに少しずつ「聴こえる」ようになっていきました。

リスニングの最後にもう一度同じニュースを通しで聴きます。ここで多くの方が最初に比べて圧倒的に「聴こえる」ことに驚かれます。もちろんKさんもそうでした。そして…ここまでわずか25分!

スクリプトを見て実感。英語を聴く<読む

ここまできてようやくスクリプト(ニュースの台本)の出番です。ペーパーを配ると皆さん、すぐに英文に目を通しはじめますが「こんな簡単だったの」と一様に驚きの声!

日本の英語学習になじんできた人は語彙力、文法力があり「読む力」があります。この驚きはその力が発揮されたことによるものです。一方で英文を読んだことで「聴く力」のなさを再認識してがっかりする瞬間でもあります。Kさんはクラス体験前の質問で「英検2級なので準中級クラス」とのことでしたが、実際に聴いたニュースはワンランク下の初級クラスのものでした。Kさんも多くの方同様に「聴けないけれど読むのは楽勝」を実体験したのでした。

学習法を変えるだけで伸びる

リスニングは慣れが大きいといいます。そしてこれは正しい。だから聴き慣れれば…

これは少し違います。慣れるのは「音」に対してであり、それがすぐに英語の理解につながるわけではありません。理解にまでつなげるには何より語彙力が必要。そして「英語の語順」です。

日本語とは異なる語順を持つ英語。この英語の語順通りに理解する力を磨く学習法の肝であり、それがリスニングからはじめる英語学習です。もしこれにもうひとつ有効な学習法を加えるならば「サイトトランスレーション」でしょうか。ここでは詳しくは説明しませんが、この動画コンテンツでは英字新聞をサイトトランスレーションで読んでいくパートも含んでいます。

オールラウンダーに

ニュースは、政治経済、外交軍事、文化芸能にいたる幅広い分野を扱います。時事の知識が身につけながら楽しく学ぶことができます。また分野ごとに頻出単語があり、それらを着実に身に着けていくことでオールラウンドで通用する語彙力が手に入ります。

Kさんは梅田のクラスで現在も学んでおられます。約1年半で英検Ⓡ1級が狙えるところまで来られました。劇的に伸びたのは語彙力とリスニング力。因みに最初の1年はクラスと合わせて動画コンテンツも併用し、これが底力になったそうです。

そんな「語彙力とリスニング力」が身につく動画コンテンツ↓。ニュース英語が初めてというあなたに強くおススメします。