グランドスラム史上最多タイの20勝を誇るジョコビッチ選手が前人未到の21勝目をかけて挑むはずの全豪オープンを欠場しました。オーストラリア政府から「入国拒否」されたためです。今日はこのニュースから。

セルビアの首都ベオグラードで生まれ幼少期に戦争を体験。その厳しい環境での暮らしで不屈の精神力を養ったといいます。成人し、188センチ、体重77キロの体躯を得たライトハンドは数々の記録を達成。世界ランク1位在位期間359週は歴代1位の記録です。

そんな彼のもう一つの勲章、グランドスラム歴代最多優勝に、さらに「単独」の称号をかけて挑むはずだった全豪オープンは過去に3連覇を含む計9度の優勝という得意の大会。記録更新が期待されていただけに欠場のニュースは世界を駆け巡りました。

いったい彼に何が起こったのでしょう。

【今週のニュース音声はこちらから】

ジョコビッチ選手が欠場したこの全豪オープンを制したのはラファエル・ナダル選手。この大会がはじまる前までグランドスラム歴代最多優勝のタイ記録でジョコビッチ選手、ロジャー・フェデラー選手と並んでいましたが、この優勝で見事に歴代最多の勲章を手に入れました。とても興味深いめぐりあわせです。

優勝回数歴代4位のピート・サンプラス選手が14勝ですから、すでに20勝以上という傑出した選手が3人も同時期に活躍しているテニス界。ジョコビッチ選手の巻き返しなるか。また怪我から復帰し円熟期を迎えた錦織選手がこの3人の中に割り込んでグランドスラムを手にすることができすか。今年も男子テニスから目が離せません。

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インプットではじめてアウトプットで終える

いい英語をインプットし、アウトプットで学習を終えるのが上達に直結する英語学習の王道です。当たり前のことですができていない人が多いように思います。特に「アウトプットで終える」ことをしない人が多いのではないでしょうか。

締めのシャドーイング

本気で英語を身に着けたいあなたなら「シャドーイング」はご存じですね。そう、英語の音声を聴いて少し遅れて真似をして発声する練習法です。脳に英語を定着させる効果があり、Youtubeなどでも多くの方が推奨しています。試されたことがあるのではありませんか?私どもPHILOSでも英語学習をアウトプットで終える方法として「締めのシャドーイング」を何より重要に考えています。

ところでこのシャドーイングの効果を最大にする「正しいやり方」を知っていますか?

オーバーラッピング後に

オーバーラッピングをご存じですか。簡単に説明すると「テキストを見ながら音声に合わせて発声する」練習方法です。シャドーイングよりも難易度が下がりますが、音と文字との違いを確認しながら行えることが利点です。「読む」学習を経てから行えば意味を考えながら行えるのでさらに効果が増します。英文解説、単語解説を経て行うPHILOSのオーバーラッピングはこのスタイルです。

このオーバーラッピングを繰り返してからシャドウイングを行うのが何より効果的です。音声だけを聴いて行うシャドーイングは意外に遠回りです。覚えておいてください。

ニュースという選択…

帰納法的に書いてきましたので次はいい英語の「インプット」です。インプットするものを間違う、例えば訛っていたり、スラングが多かったりするとそれがあなたのスタンダードになります。上達するためにこれは避けねばなりません。そこでPHILOSではプロが手掛けたニュースをインプット=リスニングします。本物ですから安心してインプットしてください。

その際、講師がセンテンスを細かく切って聴き取れるまで聴く「精聴」をリードしています。この精聴が英語耳を育みますが一人でやるには困難な学習法であり、これをサポートしているリスニングのパートこそが、聴く効く!ニュース英語の肝でもあります。聴いた後はニュースの台本を読んで理解を深めます。

以上を整理すると「聴く効く!ニュース英語」とは、ニュースの精聴からはじめて、スクリプトを読み、意味を理解したうえでオーバーラッピングし、その後、シャドーイングで定着させる一連の流れで構成された講座であり、この講座を毎回新しいニュースをテーマに実践できる英語上達の王道という事ができます。

後は次のレッスンまでオーバーラッピング、慣れてきたらシャドウイングを反復練習するだけ。毎週日曜日に新講座をリリースしておりバックナンバーも150本以上。聴く効く!をあなたの英語学習ツールに加えるだけで、あなたの英語が劇的に変わります!