イスラム武装勢力に囚われていた日本人ジャーナリストが3年4か月ぶりに解放され、日本に帰国しました。彼の無事を喜ぶ声とともに、自己責任を唱える声もあります。

今週の”Close-Up Words”は、この日本人ジャーナリスト、解放のニュースから…

 

シリアの内戦を取材 = cover the civil war していた時に、イスラム武装勢力= militant group に囚われて、3年4か月、フリージャーナリストの安田純平さんが解放され= be freed / be release 帰国しました。

※捕虜= captive 、人質= hostage といった語や、捕らわれている状態には、 in captivityheld hostage detain 等が使われていました。

A Japanese freelance journalist held hostage by militants in northern Syria for three years has been freed and has confirmed he is safe and well.

(⇐無事で元気だ)

が確認されたというこの表現は、広島で行方不明の2歳児が見つかったC2にもありました。

日本政府は身代金= ransom には応じていないとしています。

Japan's chief cabinet secretary denied any money had changed hands.

change hands =(財産等の)持ち主が変わる、別の所有者に譲渡されるは、BOOK2の例文に出来高の意味で出てきました。

過酷な環境= grueling environment のもとでの、苦しい体験= ordeal/plight/agonizing experience からの帰国に post-traumatic stress disorder心的外傷後ストレス障害)を心配する声もあります。

同時に、自己責任= self-responsibility 論も聞かれます。

Some members of the public lashed out at Yasuda.

lash out at~ =~を厳しく批判、非難する、~に毒舌を浴びせる

 

 

 

 

 

 

朝日の社説より抜粋します

Journalists, in principle, must defend their safety on their own.

No matter how carefully they have prepared, however, they sometimes fall into dangerous situations.

That is the reality of conflict zones, and it is a matter of course that

the government of every nation bears maximum responsibility for protecting its citizens.

自らの安全は自ら守るのが原則だが、どれだけ周到に準備しても、ときに危険な状況に陥ることはある。それが紛争地の現実であり、どの国の政府も自国民の保護には最大限の責任を負う。

 

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