若い世代を中心に人気を集めるYouTuberで自称「メンタリスト」のDaiGo。彼は自身の番組の中で生活保護受給者やホームレスに対する考えを述べましたが、それがきっかけで大炎上。彼の発言に関して行政がコメントするほどに波紋が広がりました。

いったい彼は何と言ったのでしょうか?

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彼自身の番組の中で彼の個人的な意見を披露したに過ぎないDaiGoが、いくら影響力があるとはいえ、こうも激しく世間から非難されることに私自身は合点がいきませんが、起こってしまったことはどうしようもありません。

なぜそんな風に思うのか。それはDaiGoの話のキーワードが「生活保護」制度であり、これについては複雑な思いがあるからです。

今、ベストセラーになっている「護られなかった者たちへ」という小説をご存知ですか?「生活保護」制度の闇をテーマにした小説で、丁寧な取材と優れた文章で書かれており、とても面白く、そして深く考えさせられる内容です。同名の映画も上映中ですので、ご覧になった方もおられるのではと思います。

この小説では、生活保護を受けたくても受けることができなかった人々が描かれています。また、受ける資格がないにもかかわらず生活保護を受けている人々も描かれています。あわせて彼らを取り巻く人々が描かれています。

私事ですが、此花区で生活保護関連の仕事をしていた友人がいます。当時、彼から聞く仕事の話は小説と同じ、いやそれ以上に想像を絶するものでした。ウソは日常。人間不信になって当たり前の現場。時には命の危険も感じる…。それはもう言葉では言い表せないような過酷さ…働く人々も修羅場の連続です。

彼の精神がやんでしまうのではないかと本気で心配するくらいでしたが、幸い配置転換で他の部署に異動になりました。今は元気に過ごしていますが、当時のことはあまり思い出したくないようです。「生活保護」の現場はそういう世界なのです。

誤解のないように書きますが、大半は生活に困窮して生活保護を受けている善良な人々です。しかし一部には受け取る資格のない人がズルをして受け取っている現実もあります。このズルい人に焦点を当てれば、税金が彼らに使われていることを許すことができませんし、このような状況を放置している行政には強く改善を求めたいと思います。

とはいえ、DaiGoさんに共感はできません。何より言い過ぎです。もう少し現場に思いを遣る必要があったのではないでしょうか。などなどと大いに反論されてください。しかしながら考えを改める必要があるかどうかはご自分で決めてください。ここは思想の自由を保障された日本ですから…。

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インプットではじめてアウトプットで終える

いい英語をインプットし、アウトプットで学習を終えるのが上達に直結する英語学習の王道です。当たり前のことですができていない人が多いように思います。特に「アウトプットで終える」ことをしない人が多いのではないでしょうか。

締めのシャドーイング

本気で英語を身に着けたいあなたなら「シャドーイング」はご存じですね。そう、英語の音声を聴いて少し遅れて真似をして発声する練習法です。脳に英語を定着させる効果があり、Youtubeなどでも多くの方が推奨しています。試されたことがあるのではありませんか?私どもPHILOSでも英語学習をアウトプットで終える方法として「締めのシャドーイング」を何より重要に考えています。

ところでこのシャドーイングの効果を最大にする「正しいやり方」を知っていますか?

オーバーラッピング後に

オーバーラッピングをご存じですか。簡単に説明すると「テキストを見ながら音声に合わせて発声する」練習方法です。シャドーイングよりも難易度が下がりますが、音と文字との違いを確認しながら行えることが利点です。「読む」学習を経てから行えば意味を考えながら行えるのでさらに効果が増します。英文解説、単語解説を経て行うPHILOSのオーバーラッピングはこのスタイルです。

このオーバーラッピングを繰り返してからシャドウイングを行うのが何より効果的です。音声だけを聴いて行うシャドーイングは意外に遠回りです。覚えておいてください。

ニュースという選択…

帰納法的に書いてきましたので次はいい英語の「インプット」です。インプットするものを間違う、例えば訛っていたり、スラングが多かったりするとそれがあなたのスタンダードになります。上達するためにこれは避けねばなりません。そこでPHILOSではプロが手掛けたニュースをインプット=リスニングします。本物ですから安心してインプットしてください。

その際、講師がセンテンスを細かく切って聴き取れるまで聴く「精聴」をリードしています。この精聴が英語耳を育みますが一人でやるには困難な学習法であり、これをサポートしているリスニングのパートこそが、聴く効く!ニュース英語の肝でもあります。聴いた後はニュースの台本を読んで理解を深めます。

以上を整理すると「聴く効く!ニュース英語」とは、ニュースの精聴からはじめて、スクリプトを読み、意味を理解したうえでオーバーラッピングし、その後、シャドーイングで定着させる一連の流れで構成された講座であり、この講座を毎回新しいニュースをテーマに実践できる英語上達の王道という事ができます。

後は次のレッスンまでオーバーラッピング、慣れてきたらシャドウイングを反復練習するだけ。毎週日曜日に新講座をリリースしておりバックナンバーも150本以上。聴く効く!をあなたの英語学習ツールに加えるだけで、あなたの英語が劇的に変わります!