海洋冒険家の堀江謙一さんが新たな勲章を手に入れられました。小型ヨットによる太平洋単独無寄港横断の最高齢記録です。御年83歳!

60年前の23歳の時に初めて小型ヨットによる太平洋単独無寄港横断に成功した堀江氏。70代になり長期の航海からの引退も考えられたそうですが、80歳を過ぎたころから「最新の計器を使えばまだいけるかも知れない」と奥様に相談されたとのこと。すると奥様は「OK」。すごいご夫婦です。

横断成功後のセレモニーでは今後の計画を語るなどまだまだ引退する気のない堀江氏。次の挑戦が楽しみですね。

今日のレッスンは「堀江謙一さん、太平洋横断に成功」がテーマです。

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もうお一人、海の男といえば加山雄三さん。若大将と呼ばれた彼も今年で85歳。多くのファンに惜しまれながらこの9月9日にホールコンサートから引退されました。これが最後とは思えないほどのパワフルなコンサートだったそうです。

高齢化が進む我が国ですが、堀江さん、加山さん、多くの先輩の皆さん、いくつになっても目標をもって調整し続けるお姿を私たちに示してください。

英国エリザベス女王も亡くなる2日前まで公務をしておいででした。健康寿命と寿命が同じなんて凄すぎますね。黙とう。

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インプットではじめてアウトプットで終える

いい英語をインプットし、アウトプットで学習を終えるのが上達に直結する英語学習の王道です。当たり前のことですができていない人が多いように思います。特に「アウトプットで終える」ことをしない人が多いのではないでしょうか。

締めのシャドーイング

本気で英語を身に着けたいあなたなら「シャドーイング」はご存じですね。そう、英語の音声を聴いて少し遅れて真似をして発声する練習法です。脳に英語を定着させる効果があり、Youtubeなどでも多くの方が推奨しています。試されたことがあるのではありませんか?私どもPHILOSでも英語学習をアウトプットで終える方法として「締めのシャドーイング」を何より重要に考えています。

ところでこのシャドーイングの効果を最大にする「正しいやり方」を知っていますか?

オーバーラッピング後に

オーバーラッピングをご存じですか。簡単に説明すると「テキストを見ながら音声に合わせて発声する」練習方法です。シャドーイングよりも難易度が下がりますが、音と文字との違いを確認しながら行えることが利点です。「読む」学習を経てから行えば意味を考えながら行えるのでさらに効果が増します。英文解説、単語解説を経て行うPHILOSのオーバーラッピングはこのスタイルです。

このオーバーラッピングを繰り返してからシャドウイングを行うのが何より効果的です。音声だけを聴いて行うシャドーイングは意外に遠回りです。覚えておいてください。

ニュースという選択…

帰納法的に書いてきましたので次はいい英語の「インプット」です。インプットするものを間違う、例えば訛っていたり、スラングが多かったりするとそれがあなたのスタンダードになります。上達するためにこれは避けねばなりません。そこでPHILOSではプロが手掛けたニュースをインプット=リスニングします。本物ですから安心してインプットしてください。

その際、講師がセンテンスを細かく切って聴き取れるまで聴く「精聴」をリードしています。この精聴が英語耳を育みますが一人でやるには困難な学習法であり、これをサポートしているリスニングのパートこそが、聴く効く!ニュース英語の肝でもあります。聴いた後はニュースの台本を読んで理解を深めます。

以上を整理すると「聴く効く!ニュース英語」とは、ニュースの精聴からはじめて、スクリプトを読み、意味を理解したうえでオーバーラッピングし、その後、シャドーイングで定着させる一連の流れで構成された講座であり、この講座を毎回新しいニュースをテーマに実践できる英語上達の王道という事ができます。

後は次のレッスンまでオーバーラッピング、慣れてきたらシャドウイングを反復練習するだけ。毎週日曜日に新講座をリリースしておりバックナンバーも150本以上。聴く効く!をあなたの英語学習ツールに加えるだけで、あなたの英語が劇的に変わります!