民法が改正され140年ぶりに成人年齢が引き下げられました。これに伴い他の法律の成人関連の条項も改定されました。

我が国における成人の起源ですが男子は奈良時代に遡ります。数え歳で12~16歳を迎えたころに「元服」という儀式として始まりました。女子は平安時代に遡り、数え歳で12-16歳を迎えたころに「裳着」という儀式として始まりました。元服、裳着ともに通過儀礼の一つとして行われましたので「成人式」に近いのかも知れません。年齢にも幅がありそれぞれの家の都合も働いたようです。尚、裳着は桃山時代に行われなくなりました。

現代に戻って成人年齢が20歳から18歳に引き下げられました。わが国では明治時代に旧民法が制定されて以来、初めての引き下げということです。さて、この引き下げにはどのような背景があったのでしょうか。また関連する法律は18-19歳に対してどのような権利義務が発生したのでしょうか。

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18歳の誕生日といえば、6月生まれの私の場合は高校3年生の1学期の期末試験前くらいです。小学生の家庭教師2件を掛け持ちしながら家に帰って自主トレ。それから一夜漬けでテスト対策。とうてい、一人暮らしや結婚、選挙、ローン、飲酒などは興味の外でした。せいぜい「夏に車の免許をこっそり取りに行こう!」くらいで…。

今の子は18歳でいろんなことを考えないといけないのですね。ちょっと気の毒な気もします。

あなたはどんな18歳でしたか?少し思い出してみるのも一興ですよ。

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インプットではじめてアウトプットで終える

いい英語をインプットし、アウトプットで学習を終えるのが上達に直結する英語学習の王道です。当たり前のことですができていない人が多いように思います。特に「アウトプットで終える」ことをしない人が多いのではないでしょうか。

締めのシャドーイング

本気で英語を身に着けたいあなたなら「シャドーイング」はご存じですね。そう、英語の音声を聴いて少し遅れて真似をして発声する練習法です。脳に英語を定着させる効果があり、Youtubeなどでも多くの方が推奨しています。試されたことがあるのではありませんか?私どもPHILOSでも英語学習をアウトプットで終える方法として「締めのシャドーイング」を何より重要に考えています。

ところでこのシャドーイングの効果を最大にする「正しいやり方」を知っていますか?

オーバーラッピング後に

オーバーラッピングをご存じですか。簡単に説明すると「テキストを見ながら音声に合わせて発声する」練習方法です。シャドーイングよりも難易度が下がりますが、音と文字との違いを確認しながら行えることが利点です。「読む」学習を経てから行えば意味を考えながら行えるのでさらに効果が増します。英文解説、単語解説を経て行うPHILOSのオーバーラッピングはこのスタイルです。

このオーバーラッピングを繰り返してからシャドウイングを行うのが何より効果的です。音声だけを聴いて行うシャドーイングは意外に遠回りです。覚えておいてください。

ニュースという選択…

帰納法的に書いてきましたので次はいい英語の「インプット」です。インプットするものを間違う、例えば訛っていたり、スラングが多かったりするとそれがあなたのスタンダードになります。上達するためにこれは避けねばなりません。そこでPHILOSではプロが手掛けたニュースをインプット=リスニングします。本物ですから安心してインプットしてください。

その際、講師がセンテンスを細かく切って聴き取れるまで聴く「精聴」をリードしています。この精聴が英語耳を育みますが一人でやるには困難な学習法であり、これをサポートしているリスニングのパートこそが、聴く効く!ニュース英語の肝でもあります。聴いた後はニュースの台本を読んで理解を深めます。

以上を整理すると「聴く効く!ニュース英語」とは、ニュースの精聴からはじめて、スクリプトを読み、意味を理解したうえでオーバーラッピングし、その後、シャドーイングで定着させる一連の流れで構成された講座であり、この講座を毎回新しいニュースをテーマに実践できる英語上達の王道という事ができます。

後は次のレッスンまでオーバーラッピング、慣れてきたらシャドウイングを反復練習するだけ。毎週日曜日に新講座をリリースしておりバックナンバーも150本以上。聴く効く!をあなたの英語学習ツールに加えるだけで、あなたの英語が劇的に変わります!