小田原市でベビーテックの実証実験

35年前、大学を卒業してある会社に就職しました。そこでスポーツ関連の商品開発からマーケティングまでを担当(見習いですが)することになり、法学部出身だった私はあまりの畑違いに面食らったことを覚えています。

当時、企画会議などで何とかの一つ覚えのように頻繁に出てきた用語がArTech。これはartとtechnologyの融合という意味ですが、実際には、見た目をあまり気にせず機能重視で作られた工業製品にファッション性のあるデザインを加え付加価値を高めるといった意味で使っていたように思います。会社名が「ファッションシステム」といったくらいですから当時はそうとう鼻息が荒かったはずです。

21世紀、ITに注目が集まったことで既存の分野とITを組み合わせて新しい分野を作り出す動きが活発化、これに伴って新しい言葉が誕生します。例えば教育とITの融合=EdTech。金融とITの融合=FinTech。医療とITの融合=MedTech。健康とITの融合=HealthTech。食とITの融合=FoodTech…。

ほかにも女性とITの融合=FemTech、睡眠とITの融合=SleepTechなどもあります。これらは今日のテーマと密接な関係があるように思います。さて、今日のテーマのBabyTechとはどんなものなのでしょう。

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BabyTechとは「baby:赤ちゃんとtechnology:技術を組み合わせた造語で育児・保育の負担を減らす技術の総称」と定義されているようです。

核家族の共働き夫婦やシングルマザー/ファーザーにとって、「育児の効率化」は喫緊の課題。時間も人的リソースも限定されている中で育児をこなすのは並大抵のことではありません。そんな育児の負担をITで軽減しようというのが「ベビーテック」というわけです。

ベビーテックは2016年にCES(コンシューマ・エレクトロニクス・ショー:世界最大級の民生用エレクトロニクス製品展示会)で新しいテクノロジーのジャンルとして紹介されました。以来、年々ベビーテック製品/サービスを発表する企業が国内外で増加しています。少子高齢化が急速に進む日本でも注目の分野となっているようです。

ところで今日のニュースに出てくるデバイス「ainenne:あいねんね」は赤ちゃんの泣き声を解析してその原因を大人に知らせてくれる優れモノのようです。数年前、犬の鳴き声を人の言葉に翻訳して飼い主に知らせるアプリが発表されていました。そのときは「そんなもの普及するの?」と半信半疑で見ていました。今回の技術、ほとんど同じものではないかと思いますが、これはヒットしそうな予感がします。

追伸。
うちの奥様の声のトーンから本心を教えてくれるデバイスは誕生しないでしょうか。「ありがとう」一つとっても本心とは違うようなことが多々ある、そんな気がしてなりません…

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