
「あいつは鼻が利くやつだ」。聞いたことのあるセリフですね。よく使われる慣用句ですが辞書によると、
- わずかな兆候から役に立つことを見つけ出す能力を持っていること。
- 隠し事などを見抜いたり、利益になりそうなことを探し出したりする能力がすぐれていること。
といった意味で悪いニュアンスはなさそうです。同じような意味の日本語を探すと、ある辞書が言い換えとして「目ざとい」というのを載せていました。こちらは何となく悪いニュアンスがある気がします。
ところで、私たちの身近なところで鼻の利く生き物といえば犬が思い浮かびます。犬は昔から「鼻で考える動物」と言われ、犬の臭覚力は人間の3,000倍から10,000倍と言います。また、特定のにおい(脂肪酸等の臭い)では人間の100万倍以上とも言われています。
この分野では王様の犬ですが、こと「火薬の臭い」に関してはトップの地位を譲る動物がいます。それがカンガルーのようにお腹に袋を持つアフリカオニネズミ。紛争地帯に隠された地雷や不発弾を見つけ出す地雷探知ネズミとして知られ、多くの人々の命を救っていることから「ヒーローラット」と呼ばれています。
今日のニュースは、このヒーローラットの中でも特に有名なMAGAWAに関する話です。まずはMAGAWAの活躍をご覧ください。
まさに獅子奮迅ならぬネズミ奮迅の大活躍でした。そのMAGAWAが先日、安らかな眠りにつきました。今日のニュースはMAGAWAのobituaryです。
【今週のニュース音声はこちらから】
私、ときおり妻の地雷を踏むことがあります。その瞬間、雷鳴が響きわたり我が家は地獄と化し…。その恐ろしさは言葉では表現不可能。まさに修羅場です。
MAGAWAにならって今日から我が家の犬に地雷探知の訓練をしてみようと思います。年齢から言えば5歳のジョイが何とかなりそうな気がしますが、いえいえ、妻の顔色をうかがうのが得意な12歳のベルが適役でしょう。安全な毎日の到来をベルに託したいと思います。
こんな私の計画を聞いて妻ならきっとこういいます。「訓練を受けなあかんのはあなたでしょ!」(笑)。
鼻が利かない私は見込みゼロだと思いますが…。無駄を承知で訓練を受けてみますか。
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