この6月の施行を前に、ペットへのマイクロチップ装着義務に関する詳細が明らかにされました。

2019年の改正法成立により、ペットの販売時に業者に対してマイクロチップの埋め込みが義務化されました。加えてすでに市中で暮らしているペットにも装着するよう飼い主への努力目標をうたっており、愛犬家、愛猫家の間ではあまり評判が良くないようです。

さてこの改正法、どんな経緯で法律が決まり、実際にはどんなチップがペットたちに埋め込まれるのでしょうか。

【今週のニュース音声はこちらから】

改正された動物愛護法で新たに義務化された「マイクロチップ装着」は2つのことが理由になっています。

ひとつは「ペットの迷子をなくす」ことです。1995年の阪神淡路大震災の時に多くのペットが迷子となり保護されたのですが、飼い主の元に戻すことができなかった苦い経験がベースになっています。

もうひとつは「ペットの遺棄をなくす」ことです。ペットを飼いはじめてはみたものの、何等かに理由で飼い続けることができず、遺棄する身勝手な人が後を絶ちません。この現在進行形の問題を解決するためです。

迷子になった愛するペットを何が何でも取り戻したい。一方、飼うのが嫌になったペットをこっそり捨てたいのに捨てさせない。この全く異なる2つのベクトルを一気に解決しようという「マイクロチップ装着」の試み。果たしてどういうことになるのやら。

ところで、のんきな我が家はこのニュースを聴くまで装着義務化のことを知りませんでした。そして知ったとたんに「装着するのになんぼするんやろう」と話題はコストのことばかり(笑)。この反応もまあまあ一般的なようですが…

★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

インプットではじめてアウトプットで終える

いい英語をインプットし、アウトプットで学習を終えるのが上達に直結する英語学習の王道です。当たり前のことですができていない人が多いように思います。特に「アウトプットで終える」ことをしない人が多いのではないでしょうか。

締めのシャドーイング

本気で英語を身に着けたいあなたなら「シャドーイング」はご存じですね。そう、英語の音声を聴いて少し遅れて真似をして発声する練習法です。脳に英語を定着させる効果があり、Youtubeなどでも多くの方が推奨しています。試されたことがあるのではありませんか?私どもPHILOSでも英語学習をアウトプットで終える方法として「締めのシャドーイング」を何より重要に考えています。

ところでこのシャドーイングの効果を最大にする「正しいやり方」を知っていますか?

オーバーラッピング後に

オーバーラッピングをご存じですか。簡単に説明すると「テキストを見ながら音声に合わせて発声する」練習方法です。シャドーイングよりも難易度が下がりますが、音と文字との違いを確認しながら行えることが利点です。「読む」学習を経てから行えば意味を考えながら行えるのでさらに効果が増します。英文解説、単語解説を経て行うPHILOSのオーバーラッピングはこのスタイルです。

このオーバーラッピングを繰り返してからシャドウイングを行うのが何より効果的です。音声だけを聴いて行うシャドーイングは意外に遠回りです。覚えておいてください。

ニュースという選択…

帰納法的に書いてきましたので次はいい英語の「インプット」です。インプットするものを間違う、例えば訛っていたり、スラングが多かったりするとそれがあなたのスタンダードになります。上達するためにこれは避けねばなりません。そこでPHILOSではプロが手掛けたニュースをインプット=リスニングします。本物ですから安心してインプットしてください。

その際、講師がセンテンスを細かく切って聴き取れるまで聴く「精聴」をリードしています。この精聴が英語耳を育みますが一人でやるには困難な学習法であり、これをサポートしているリスニングのパートこそが、聴く効く!ニュース英語の肝でもあります。聴いた後はニュースの台本を読んで理解を深めます。

以上を整理すると「聴く効く!ニュース英語」とは、ニュースの精聴からはじめて、スクリプトを読み、意味を理解したうえでオーバーラッピングし、その後、シャドーイングで定着させる一連の流れで構成された講座であり、この講座を毎回新しいニュースをテーマに実践できる英語上達の王道という事ができます。

後は次のレッスンまでオーバーラッピング、慣れてきたらシャドウイングを反復練習するだけ。毎週日曜日に新講座をリリースしておりバックナンバーも150本以上。聴く効く!をあなたの英語学習ツールに加えるだけで、あなたの英語が劇的に変わります!