滋賀県にある日本最大の湖、琵琶湖。この琵琶湖の水位が下がると、大阪をはじめ、京都や兵庫でも取水制限が必要となり、この地域に暮らす人々は多大な影響を受けることになります。琵琶湖が「近畿の水がめ」と呼ばれる所以です。

昨年の秋のことになりますが、雨不足で琵琶湖の水位が危機的なところまで下がることがありました。

その際、副産物と言っては何ですが、日頃は湖水に水没している歴史上の建物の一部が水面に顔を出すということが起こりました。

日本人の誰もが知っているといって過言ではない「本能寺の変」の首謀者、明智光秀。その居城だった坂本城。その遺跡を一目見ようと歴史ファンが集まっているとのこと。

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坂本城は、京の都への東の入り口であり、陸路はもちろんながら、琵琶湖を渡る水路の要衝に建てられた、とても重要な城でした。この城を任されていた明智光秀。織田信長からの信認の厚さがうかがい知れます。

その光秀がなぜ主君織田信長を討ったのか。諸説があり、どれが本当なのかは誰にもわかりません。

私自身は、信長が帝(天皇)を葬って自らが日本国の「王」になろうとしたことが原因ではないかと考えています。そう考えると逆臣は信長。光秀は皇軍としての大義を背負って戦ったと言えるのかもしれません。

しかしながら「中国大返し」の野心家秀吉に大山崎の合戦で敗れ、坂本城に逃げ帰る途中、蹴上付近(京都市東山区)で落ち武者狩りの農民によって殺されました。

光秀亡きあとは秀吉の天下がはじまります。権力者によって不都合な歴史はかき消され、都合の良い歴史が作られるのは周知の事実。光秀は「謀反人」のレッテルを貼られ、坂本城とともに歴史から葬り去られた…。

その後、秀吉一族は秀吉自らと徳川によって滅ぼされ、一方の光秀の血は、娘ガラシャによって細川家に受け継がれ、絶えることなく現在に至っていると言われます…。

歴史ってやっぱりロマンがありますね。想像の世界がどんどん広がります。真実なんてどうでもいいや(笑)。

あなたはどの説を推しておられますか?いつか一杯飲みながら歴史談義ができれば楽しいですね。

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インプットではじめてアウトプットで終える

いい英語をインプットし、アウトプットで学習を終えるのが上達に直結する英語学習の王道です。当たり前のことですができていない人が多いように思います。特に「アウトプットで終える」ことをしない人が多いのではないでしょうか。

締めのシャドーイング

本気で英語を身に着けたいあなたなら「シャドーイング」はご存じですね。そう、英語の音声を聴いて少し遅れて真似をして発声する練習法です。脳に英語を定着させる効果があり、Youtubeなどでも多くの方が推奨しています。試されたことがあるのではありませんか?私どもPHILOSでも英語学習をアウトプットで終える方法として「締めのシャドーイング」を何より重要に考えています。

ところでこのシャドーイングの効果を最大にする「正しいやり方」を知っていますか?

オーバーラッピング後に

オーバーラッピングをご存じですか。簡単に説明すると「テキストを見ながら音声に合わせて発声する」練習方法です。シャドーイングよりも難易度が下がりますが、音と文字との違いを確認しながら行えることが利点です。「読む」学習を経てから行えば意味を考えながら行えるのでさらに効果が増します。英文解説、単語解説を経て行うPHILOSのオーバーラッピングはこのスタイルです。

このオーバーラッピングを繰り返してからシャドウイングを行うのが何より効果的です。音声だけを聴いて行うシャドーイングは意外に遠回りです。覚えておいてください。

ニュースという選択…

帰納法的に書いてきましたので次はいい英語の「インプット」です。インプットするものを間違う、例えば訛っていたり、スラングが多かったりするとそれがあなたのスタンダードになります。上達するためにこれは避けねばなりません。そこでPHILOSではプロが手掛けたニュースをインプット=リスニングします。本物ですから安心してインプットしてください。

その際、講師がセンテンスを細かく切って聴き取れるまで聴く「精聴」をリードしています。この精聴が英語耳を育みますが一人でやるには困難な学習法であり、これをサポートしているリスニングのパートこそが、聴く効く!ニュース英語の肝でもあります。聴いた後はニュースの台本を読んで理解を深めます。

以上を整理すると「聴く効く!ニュース英語」とは、ニュースの精聴からはじめて、スクリプトを読み、意味を理解したうえでオーバーラッピングし、その後、シャドーイングで定着させる一連の流れで構成された講座であり、この講座を毎回新しいニュースをテーマに実践できる英語上達の王道という事ができます。

後は次のレッスンまでオーバーラッピング、慣れてきたらシャドウイングを反復練習するだけ。毎週日曜日に新講座をリリースしておりバックナンバーも150本以上。聴く効く!をあなたの英語学習ツールに加えるだけで、あなたの英語が劇的に変わります!