正式名称は早稲田大学国際文学館。この施設は国際文学や翻訳文学、そして村上春樹文学の研究に取り組めるよう建設された新しい図書館。早大出身の作家、村上春樹が自身のレコードコレクション(361枚)や『ノルウェイの森』などの代表作や貴重な資料を寄贈し、50言語以上に訳された村上作品も所蔵されています。

設計は隈研吾が担当し、地上5階地下1階の中に書籍はもちろん、ギャラリーラウンジ、カフェ、スタジオ、オーディオスペース、展示室などが併設している体験型図書館だ。一般開放されていない3階から上の書庫には、1万冊を超える村上寄贈の資料などが眠っています。

引用:村上春樹ライブラリーでしかできない6のこと

村上春樹氏の名が初めてノーベル文学賞候補に挙がったのは2006年と言われています。この年、村上氏は「海辺のカフカ」でフランツ・カフカ賞を受賞したのですが、この前年、前々年の同賞受賞者がノーベル文学賞を受賞していたことから一気に注目が集まりだしました。

これ以降、文学賞の発表時期が近づくと「今年こそ村上春樹が受賞か…」という期待の声が上がるようになりました。村上氏ゆかりの場所では春樹ストと呼ばれる熱狂的なファンたちが集まり、発表を固唾を飲んで見守る光景がいまや秋の風物詩となりました。

本当に候補に挙がったかどうか。スウェーデン・アカデミーは、50年を経ないと公表しないと決めています。したがって本当に候補だったのかどうかはその公表を待つしかありませんが、それを待たずして受賞することができるのか、それとも…。

村上春樹氏が川端康成氏、大江健三郎氏に次ぐ、日本人3人目の名誉を手にする日は来るのでしょうか。機会があれば、この素敵なライブラリーで濃い目のコーヒーを飲みながら「ああだこうだ」と空想にふけるのも一興かもしれませんね。

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インプットではじめてアウトプットで終える

いい英語をインプットし、アウトプットで学習を終えるのが上達に直結する英語学習の王道です。当たり前のことですができていない人が多いように思います。特に「アウトプットで終える」ことをしない人が多いのではないでしょうか。

締めのシャドーイング

本気で英語を身に着けたいあなたなら「シャドーイング」はご存じですね。そう、英語の音声を聴いて少し遅れて真似をして発声する練習法です。脳に英語を定着させる効果があり、Youtubeなどでも多くの方が推奨しています。試されたことがあるのではありませんか?私どもPHILOSでも英語学習をアウトプットで終える方法として「締めのシャドーイング」を何より重要に考えています。

ところでこのシャドーイングの効果を最大にする「正しいやり方」を知っていますか?

オーバーラッピング後に

オーバーラッピングをご存じですか。簡単に説明すると「テキストを見ながら音声に合わせて発声する」練習方法です。シャドーイングよりも難易度が下がりますが、音と文字との違いを確認しながら行えることが利点です。「読む」学習を経てから行えば意味を考えながら行えるのでさらに効果が増します。英文解説、単語解説を経て行うPHILOSのオーバーラッピングはこのスタイルです。

このオーバーラッピングを繰り返してからシャドウイングを行うのが何より効果的です。音声だけを聴いて行うシャドーイングは意外に遠回りです。覚えておいてください。

ニュースという選択…

帰納法的に書いてきましたので次はいい英語の「インプット」です。インプットするものを間違う、例えば訛っていたり、スラングが多かったりするとそれがあなたのスタンダードになります。上達するためにこれは避けねばなりません。そこでPHILOSではプロが手掛けたニュースをインプット=リスニングします。本物ですから安心してインプットしてください。

その際、講師がセンテンスを細かく切って聴き取れるまで聴く「精聴」をリードしています。この精聴が英語耳を育みますが一人でやるには困難な学習法であり、これをサポートしているリスニングのパートこそが、聴く効く!ニュース英語の肝でもあります。聴いた後はニュースの台本を読んで理解を深めます。

以上を整理すると「聴く効く!ニュース英語」とは、ニュースの精聴からはじめて、スクリプトを読み、意味を理解したうえでオーバーラッピングし、その後、シャドーイングで定着させる一連の流れで構成された講座であり、この講座を毎回新しいニュースをテーマに実践できる英語上達の王道という事ができます。

後は次のレッスンまでオーバーラッピング、慣れてきたらシャドウイングを反復練習するだけ。毎週日曜日に新講座をリリースしておりバックナンバーも150本以上。聴く効く!をあなたの英語学習ツールに加えるだけで、あなたの英語が劇的に変わります!