新一万円札の印刷はじまる

日本の”資本主義の父”と呼ばれる渋沢栄一翁を顔にした新一万円札がまもなく登場します。一般への流通に先立って、ある方面向けに配布するために印刷がスタートしました。
約30年ぶりに全面リニューアルされるこの1万円札。実際に私たちが手にするのは2024年上半期になる予定です。
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現在の福沢諭吉翁を顔にした1万円札が初めて登場したのが昭和59年。私世代(昭和40年生まれ)にとって、それまで1万円札と言えば聖徳太子でした。同じ1万円でも現在の1万円とは価値が違いますので、それはそれは重い存在でしたので、お札の顔が福沢翁に切り替わった時は何となく調子が狂った記憶があります。
昭和59年当時、まだ500円札が普通に流通していました。顔は岩倉具視翁。私の実家が京都の岩倉だったこともあって岩倉翁は馴染の人物でした。岩倉翁は500円札以前は100円札の顔でしたから、幼心に「岩倉翁がいつかきっと1万円札の顔になる」と信じていた私はちょっとショックもありました。余談ですが、岩倉は岩倉翁が住んでいたから岩倉なのではありません。岩倉は京都御所から北東の鬼門に当たる場所で、ここに岩の倉を作って巻物を入れ、都の厄除けを祈願したことに由来します。
さて、福沢翁が1万円の顔になった時に、確か初めて一般の女性がお札の顔になったように記憶しています。樋口一葉さん。女性の場合は翁ではなくてなんて言うんだろう…。昭和59年ごろは女性の社会進出と合わせて、その社会的地位が議論され始めた時期でもあります。
このように、お札の顔には採用された時代が色濃く反映されるように思います。渋沢翁が顔ということは「日本の産業人よ、目を覚ませ!」なんて感じで、ビジネスマンに頑張って欲しいということなんでしょうか。
と書きながら「そういえば今日は現金を使わなかったなあ。全部カードで済ませたわ。」と思い出しました。
果たしてキャッシュレスが進むこの時代に、新1万円札はどのような役割を担うのでしょうか。
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